04.16
ラッピングカーに使いたい!ターゲットに響くキャッチコピー制作の7大テクニック
ラッピングカーの効果的なラッピング広告とは
ラッピングカーで効果的な広告を展開するには、レイアウトなどのデザインだけでなく、キャッチコピー制作も重要なポイントです。そこで今回は、キャッチコピー制作で役立つ7つのテクニックをご紹介します。
数はあいまいではなく具体的に
数字にはインパクトがあります。「たくさん」「ほとんど」といった曖昧な表現では、人の心には刺さりません。実際の販売数や、キャリアを表す年数などを具体的に表記することで、広告を見た人の注目をひきましょう。
例:1週間で3000個が完売!
馴染みのあるフレーズで情景をイメージ
実際に自分が使ったり口にしたりしたことがないものは、言葉だけで伝えられてもイメージがわかないものです。そこで、ある程度身近なワードをキャッチコピーに採り入れながら、広告を見た人に情景を想像してもらいましょう。記憶に残るキャッチコピーには欠かせない要素です。
例:からあげとの相性バツグンの○○
情報・思い込みを否定する
一般的に常識だと思われていることを否定するキャッチコピーも効果的です。人は自分の知らないことに対して興味・感心を抱く生き物です。その先の答えを知りたいと思ってもらえれば、Webサイトへのアクセスなどにつながります。
例:甘くないケーキが一番おいしい!?
メリットよりもベネフィット
「○○の成分を配合」といったコピーは確かにメリットの訴求にはなりますが、結果としてどのように効果が得られるのか(ベネフィット)がイマイチ伝わりません。そのため、キャッチコピーを制作する場合には、この商品・サービスを購入することで、消費者がどのような恩恵を受けられるのかをイメージできる言葉を選びましょう。
例:階段の上り下りも楽に!
権威性で信頼感をアップ
商品・サービスがまだ世に出たばかりのタイミングでは、実績が不足しています。そこで活用したいのが権威性です。知名度のある芸能人や、その道のプロ・識者を広告に登場させるなどして信頼性を高めましょう。
例:有名社長の秘書がお土産に選んだ○○
ターゲットの悩みを言い当てる
占い師と同じような方法ですが、人は自分の悩みを言い当てられると「ドキリ!」とするもの。その心理効果を狙って、ターゲットの悩みをキャッチコピーに盛り込みましょう。「これは自分のことだ!」と思ってもらえれば、コピー以外のテキストにも目を向けてもらえます。
例:通勤時間をムダにしていませんか?
知的好奇心をくすぐる投げかけ
人は何かを問いかけられると、無意識のうちに自問自答をする性質があります。また、その話題が自分にとって興味深いものであればあるほど、知的好奇心が刺激されます。問いかけ系のキャッチコピーが多いのは、こうした心理効果を狙ったものです。
例:○○を知っていますか?
まとめ
ラッピングカーのデザインをする際は、ぜひ上記のようなテクニックをご活用ください。もちろん、すべてを盛り込む必要はありません。それぞれの商品・サービスに適したテクニックを選出することが大切です。
なお、ラッピングカーデザインにおけるコピー制作については、以下の記事もぜひチェックしてみてください。