ラッピングカーにも応用可!人の目を惹くキャッチコピー制作のための準備4つ
広告におけるキャッチコピーは、商品やサービスの魅力を端的に表すことが重要です。ラッピングカーにおいてもそれは同じこと。そこで今回は、ラッピングカーデザインにも応用できるキャッチコピー制作【準備編】をお届けします。
ラッピングカーに長文は不向き?
ラッピングカーは非常にインパクトの強い広告媒体です。しかし、雑誌や新聞のように、“読んでもらう”ことには特化していません。そのため、道行く人がラッピングカーを目にした数秒の間に、商品やサービスの魅力を伝え、興味関心を持ってもらう必要があります。
そこで重要になるのがキャッチコピーです。短文でありながらも、読んだ人の心に残る言葉を作ることが、ラッピングカーには求められます。
キャッチコピー制作における4つの準備
キャッチコピーを制作する際には、大まかに4つの準備に取りかかる必要があります。ステップ順に見ていきましょう。
1.ターゲットが誰なのかを明確にする
マーケティングの基本として「ターゲットの確定」があります。キャッチコピー制作に関してもこれは同様です。幅広い層を狙うのではなく、特定の誰かに刺さるフレーズを考えることが、効果的なキャッチコピーにつながります。
2.ターゲットの悩みを把握する
ターゲットが決定したら、次にその人が何に思い悩んでいるのかを想定します。なお、この際のポイントは商品・サービスに直接関わらない悩みであっても気にしないこと。どこで点と点が結ばれるかは分かりません。ターゲットの人物像をよりはっきりさせるためにも、さまざまな観点から考えるようにしましょう。
3.商品・サービスの特長や強みを書き出す
続いて、自社の商品・サービスについて見直す時間を設けましょう。とくに、他社にはなくて自社にはある独自性・優位性についてとことん洗い出してください。キャッチコピーは文字数が限られます。短文に入れられるような象徴的なワードを集めましょう。なお、この振り返りはコピー制作だけでなく、今後の広告宣伝でも大きな意味をなしますので、最終的には整理・保管するのがおすすめです。
4.ターゲットの不便・不満を解決できるポイントを探す
最後に、ここまでで集めた情報を照合しながらまとめていきます。
(1)ターゲットが抱える(2)悩みを、(3)自社商品・サービスが持つ強みによってどのように解決できるか――もちろん正解はひとつとは限りません。いくつかの組み合わせを試しながら、案を積み重ねていきます。これがキャッチコピーの基です。
ターゲットの悩みの解決方法を言葉で表現するのがキャッチコピー
準備ができたらいよいよコピー制作の開始です。誰に、何を、どうアピールするかはすでに明確化されています。あとはいかに引きの強いコピーが作れるかが勝負の分かれ目となります。ただし、すでに準備は整っていますので、あとは細かなテクニックを使いながら仕上げていく段階と言えるでしょう。
まとめ
今回ご紹介したのはあくまでも準備段階のお話です。良いキャッチコピーのためには、この準備をしっかりと行うことが近道となります。
なお、ラッピングカーやラッピングバスには、それぞれ最適なキャッチコピー形式も存在しています。ご相談いただければ、当社がこれまで蓄積したノウハウを惜しみなくお伝えいたしますので、ぜひ一度お問い合わせください。