10.12
ラッピングフィルムメーカー3Mの歴史
3M社が提供するラッピングフィルムは多機能かつ高品質であり、カーラッピングにおいて高い信頼性を誇ります。今回は、そんな同社の歩んできた歴史について紐解いていきます。
【1900年〜】はじまりはサンドペーパー
3M社がその歩みをはじめたのは1990年。今でこそラッピングフィルムやテープで有名ですが、はじめに屋台骨を支えていたのはサンドペーパーでした。その後ヒットした商品も耐水研磨剤であり、今とは少し離れた製品を扱っていました。
しかし1925年、ついに同社は「マスキングテープ」を発表。同製品は自動車塗装に大きな革新をもたらします。その後、セロハンテープや道路標識用反射シートなど、数々のヒット商品を生み出していきます。
【1960年〜】次の一歩はヘルスケアビジネス
1960年に同社は3M™ マイクロポア™ サージカルテープを市場へと投入。これをきっかけに、ヘルスケアビジネスへと参画し、成功を収めます。
同じ頃、日本では「住友スリーエム」を設立。この会社は粘着テープや研磨剤の国内生産を行いました。また、1970年代になると溶剤回収装置、排水処理施設といった環境負荷に考慮した設備・施設導入も行っています。
【1990年〜】ラッピングフィルムの夜明け
その後同社は、今やオフィスの必需品とも言えるポスト・イット® ノートを発表するなど、数々の製品を世に送り出します。
そしてついに90年代前半、カーラッピングはもちろん、広告ビジネスにも新たな市場をも生み出した画期的製品「3M™ スコッチプリント® グラフィックス」を発売。こうした実績が評価され、アメリカでは「ナショナル メダル オブ テクノロジー」にも輝きます。
【2000年〜】カーラッピングの普及
世界的に大ヒットとなった3M™ スコッチプリント® グラフィックスが日本で流行の兆しを見せたのは2000年のこと。東京都が実施した規制緩和によって、都バスのラッピング広告が開始されました。その影響は電車や飛行機などにも広がっていきます。
また、この際には同製品のフィルムと粘着剤が改良されてたこともあり、国内における広告ビジネスの新たな可能性を提示しました。なお、2014年から「住友スリーエム」は社名をスリーエムジャパン株式会社へと変更。翌年にはいくつかの事業所等を統合し、さらなるスケールアップを果たしています。
まとめ
このように歴史を辿ると、3M社がいかにテープ(接着材)やフィルムにこだわり続けてきたプロフェッショナルであるかが伺えます。その成果は多くの信頼性の高い製品によって証明され、カーラッピング業界においても欠かせない存在となりました。その品質・信頼性を評価し、当社では3M社の製品をメインで採用しています。3M社のクオリティーと当社の技術力で、間違いのないカーラッピングサービスをご提供いたします。