2019
08.21

ラッピングカーの代表?「痛車」って何?

コラム

「痛車」という車を知っていますか? ネットを中心に話題を呼ぶ機会も多い「痛車」は、今や日本の文化と言っても過言ではありません。痛車の概要や、普及の歴史を見ていきましょう。

痛車は立派なラッピングカー

「痛車」とは?

「痛車」は、いわゆるオタク文化を発祥とするラッピングカーのひとつです。モチーフとなるのは好きなアニメやマンガのキャラクター、メーカーのロゴ。これらをかたどったラッピングフィルムやステッカーを貼り付けたり、ペイントしたりして楽しむファン活動です。なお、互変の由来は「見ていて痛々しい車」から来ていると言われています。この場合の“痛い”は俗語であり、意訳としては“恥ずかしい”といった意味合いを持ちます。

現在、痛車は国内においてひとつの文化にもなっており、痛車が主役となるイベントも数多く開催されています。まさに現代は、痛車ブームと言っても良いでしょう。

痛車 マクロスF進宙式

痛車の歴史

ここからは痛車の歴史を振り返っていきます。そもそも、オタク文化が誕生したと言われるのは80年代初頭の頃。この頃には、まだ「痛車」という名称ではないものの、特撮ヒーローが劇中で使用した車のレプリカや、車体にキャラクターをワンポイントでペイントした車がイベントなどで登場していました。なお、90年代後半になると個人が自ら自家用車にラッピングを施すようになり、痛車の注目度が高まります。

ちなみに、その頃には伸縮性粘着シートと大型プリンターが普及しています。また、インターネットでもこれらの素材を購入しやすくなったことも、普及を後押しする要因であったと考えられています。

話を戻して2000年代。ここまで来ると、ついに“痛車ブーム”が日本で巻き起こります。この頃から、キャラクターをかたどったフィルムを大きく貼り付けた痛車が登場するようになりました。車種としては、ミニバンやワンボックス、軽自動車なども施工対象になっています。2008年の時点では、痛車愛好家は5万人を超えるにまで至ったと言います。

カーラッピング 痛車 らきすた(アップこなた)

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「痛車」で考えるラッピングカーのインパクト

前述のとおり、痛車はあくまでファン活動の一環に過ぎません。しかし、そのインパクトは絶大です。

たとえば、街中で痛車が走らせると、かなりに人数の注目を集められます。もちろん出来次第ではあるものの、多くの人の視線を集めたり、ときには人だかりをつくったりすることも。

この現象を、広告にも置き換えてみましょう。企業広告として、ラッピングカーにはさまざまなメリットがあります。インパクトのあるデザインに仕上がれば、痛車同様の注目度にもなるでしょう。痛車は個人的な楽しみではありますが、ラッピングカーの可能性を示す一例であるとも言えるのです。

まとめ

今回は痛車の概要や歴史についてお伝えしてきました。実は当社でも、別事業で痛車の施工を手がけております。カーラッピングに関する幅広い知識と経験、スキルを生かし、さまざまなリクエストにお応えできるのが強みです。もちろん、企業様用のラッピングカーでも、同様の技術とノウハウを最大限に発揮いたします。ラッピングカー制作は、ぜひ当社までご相談ください。

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