03.25
ラッピングバス広告の申請・制作の流れ
ラッピングバスの広告には申請が必要です
ラッピングバス広告を運用する場合には、該当の路線を持つバス会社に対して申請を行う必要があります(代理店経由)。しかし、実際にどのような流れで申請を行うのか? その後に制作はどうするのか? など、業界にいなくては分からないことも多いもの。そこで今回は、ラッピングバス広告の申請・制作の流れについてご紹介します。
申請前の準備
まずは申請前に、基本的な情報について整理をしましょう。
第一に考えるべきは、広告の目的です。なぜラッピングバスを走らせるのかによって、応募する路線や制作するデザイン、期間は大きく異なります。自社がラッピングバス施策に期待する効果なども合わせて、一度見直しを行いましょう。
目的が明確になったら、次にラッピングバスのデザインを制作します。同時に、出稿を希望する路線などについて検討しましょう。
STEP1.申請手続き
事前準備が整ったら、広告代理店経由でバス会社にラッピングバス広告の申請を行います。なお、ラッピングバスには路線などの条件を基にしたランクがあります。基本的に高ランクは人気があるため応募も集中しており、申請自体が抽選となります。
※料金やランクについてはこちら。
STEP2.審査
申請が受理(もしくは当選)されると、次にデザインの審査が行われます(東京都の場合)。ここでは、提出されたデザインが道路交通の安全を阻害しないか、車両運行場の支障にならないかなどがチェック内容です。大切なのは、交通事故発生の原因にならないかと、都市の美的景観を損なわないか。なお、ガイドラインなども存在していますので、くわしくはこちらの記事でご確認ください。
STEP3.制作
無事に審査をクリアできたら、ようやくラッピングバスの制作に取りかかります。すでに作られているデザインデータを処理し、それをフィルムに印刷。バスへ慎重に貼り付けていく作業が行われます。なお、路線番号や車椅子といった表示については別のステッカーが用意され、ラッピングバス施工後に貼り付けられます。デザインやデータ処理の時点で盛り込む必要はありません。
まとめ
制作が完了したら、契約に従ってラッピングバスが走行を開始します。期間内は、走る広告塔となり、大きな効果をもたらしてくれることでしょう。
なお、当社ではラッピングバスに関わるデザインから施工までの作業を一貫してお引受けしています。また、車両広告コンサルティングのノウハウも蓄積していますので、ご不明点への回答やアドバイスを差し上げられるのが強みです。