09.18
クロスメディアを最大活用!×ラッピングカーによる相乗効果
近年になり耳にすることの多くなってきた「クロスメディア」。マス×Webや店舗×SNSなど、その組み合わせは多岐にわたりますが、そのなかでもラッピングカー施策は大きな可能性を秘めています。クロスメディアにおけるラッピングカーの効果について見ていきましょう。
クロスメディアとは?
まずはクロスメディアの概要から説明します。端的に言うと、ひとつの商品をさまざまな広告媒体で宣伝し、販促につなげることです。加えて、それぞれの媒体同士のシナジー効果も期待値のひとつであり、結果として見込み客とのコミュニケーションが深まり、商品・サービス、そして企業への興味関心が惹けるようになります。
具体的なメリットについても捕捉しておきましょう。
- さまざまな媒体を見てサイトなどに訪れたユーザーは購買意欲が高いため、確度の高い顧客獲得につながります。
- それぞれの媒体で、足りない情報を補い合うことができます。
- 一貫したイメージを複数の媒体で打ち出すことによりブランディングにつながります。
- より広く、よりスピーディーに、商品・サービスの認知度を高められます。
メディア×ラッピングカーの効果
では、ラッピングカーにクロスメディア施策を行った場合には、どのような効果が得られるのでしょうか? 想定される事例をいくつか挙げてみましょう。
パターン1:メディア→ラッピングカー
テレビや雑誌、ネットなどはある意味で私的なシチュエーションですが、街中を走るラッピングカーは公的なシチュエーションと言えます。ここで同じ広告を見た場合、人は違った印象を受けるでしょう。その結果、記憶に残りやすくなるという相乗効果が期待できます。
パターン2:ラッピングカー→Webサイト
インパクトの強いグラフィックスが施されたラッピングカーは、それ自体が興味関心を惹くのに最適な媒体です。目にした人が商品・サービスのことをもっと知りたいと思えば、企業のWebサイトにアクセスするでしょう。これも、クロスメディア施策のメリットのひとつです。
パターン3:Web広告→ラッピングカー
ネットサーフィンなどをしている際に、なんとなく目にしたバナー広告と同じ広告が施されたラッピングカーに街中で出会うと、その既視感から商品・サービスへの関心が高まります。その結果、より詳しい情報が知りたいという欲求につながる可能性があります。
どちらがいい?看板との比較
クロスメディアのポイントは、見込み客との接触機会を増やすことです。そのため、多くの人が行き交う場所に大型の看板を設置すれば、大きな効果を得られるでしょう。
しかし、人通りが多い場所は掲載料も同様に高額になります。また、看板という特性上、「その道を通る人」というふうに、対象となる人が限られてしまうのがネックです。
ラッピングカーであれば、営業ルートなどにもよりますがさまざまな場所を走るため、露出範囲は看板よりも広くなるでしょう。その結果、人の目に触れる機会が増えると考えられます。加えて、社用車への施工ですから掲載費用はかかりません。条件次第では、看板よりも高い費用対効果を得られます。
まとめ
クロスメディアの活用は、Web全盛の現代において非常に有効なマーケティング手法です。その媒体のひとつとして、ラッピングカーは最適です。ぜひ他の施策と合わせて活用されることをおすすめします。