2018
06.07

ラッピングカーで活用したい!マーケティングで使われる心理テクニック

コラム

ラッピングカーで活用したい!心理テクニック

以前の記事で、ラッピングカー施策との相性がよいとしてザイオンス効果をご紹介しました。今回はその続編として、カーラッピングを行う際に活用したいいくつかの心理テクニックをご紹介します。

ラッピングカーの心理テクニック

ラッピングカーの心理テクニック

バンドワゴン効果

「おかげさまで利用者○○人達成」など、その商品やサービスを支持する人が多いことを示すことで、広告を見た人の支持がより強くなるという群集心理。これをバンドワゴン効果と言います。マーケティングにもよく使われており、ラッピングカー施策の場合にもコピーなどで活用できる手法と言えます。

シャルパンティエ効果

「ビタミンC1000mgがコレ一本!」と書かれるよりも、「レモン50個分のビタミンCがコレ一本!」と書かれていたほうが、お得感や効果が高いように感じませんか? これをシャルパンティエ効果と呼びます。コピーライティングにおいては非常にメジャーな手法のひとつ。写真やイラストなどと合わせて用いれば、よりこの効果を高められるため、ラッピングカーでの利用にもぴったりです。

ハロー効果

たとえば、どこの誰かも分からない人の写真を使った広告と、有名人や知名人など、社会一般で高い信頼感を持つ人の写真を使った広告とでは、その効果に大きな差が出ます。これは、著名人の知名度などによって商品やサービスの信頼感や評価が高められたことが理由です。この現象をハロー効果(後光効果、光背効果)と言います。

なお、ハロー効果を狙った広告手法は何も人を使うだけではありません。「○○大学と共同開発」「○○(大企業)とのタイアップ実施中」など、権威や影響力のあるものであれば、同様の効果が得られます。

ストループ効果

たとえば「赤」という字を青文字で書くと、人は一瞬意味を見失うことがあります。これをストループ効果と呼びます。ラッピングカーのデザインを行ううえでは、こうした混乱が起こらないように、トータルイメージに整合性を持たせるように心がけましょう。広告にストループ効果が発生していないかを慎重に確認していけば、よりアピールしたい内容を道行く人に訴求できるようになります。

初頭効果

人ははじめに見た特性が記憶(印象)に残りやすく、それがあとの評価にも多大な影響を与える——これが初頭効果の概要です。もっと簡単に言えば、第一印象が大切、ということですね。

この考え方はシンプルではあるものの非常に大切です。たとえばコピーひとつを書く場合。アピールポイントを冒頭に書くか中盤に持ってくるかで、大きく印象は異なります。デザインで言えば、アイキャッチになるクリエイティブ次第で商品・サービスのイメージが変わるでしょう。ラッピングカー施策の場合も、訴求したいポイントを抑え、それが最初に見る人の目に入るデザインやコピーを考えてください。

まとめ

いかがでしたか? 今回はラッピングカーでも応用できる心理テクニックをいくつかご紹介しました。コピーやデザイン次第で広告効果は大きく変わります。ぜひ今回ご紹介した手法を生かし、より効果の高い施策を実現してください。

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