04.09
バス×ラッピング広告は相性抜群!宣伝効果が高い理由とは?
2000年に石原慎太郎元都知事が行った規制緩和。これにより、バスラッピングは日本中に知られるようになり、現在ではポピュラーな宣伝手法として知られます。それもこれも、理由ははやりバスと広告の相性が良かったからでしょう。今回はそんな、バス広告の特徴について掘り下げます。
車内も車外も……実はバスは広告だらけ
街を走るバスの車両には、ラッピングや外側板などの広告が掲載されています。そして、一歩車内へ足を踏み入れると今度はつり革広告が。さらに、バス停に近づくとアナウンスまで流れます。バス自体だけでなく、バス停や待合室でも広告が貼られているのを見たことがある方も多いでしょう。
このように、バスというのは今も昔も広告媒体として非常に優れた乗り物です。とくにラッピングバスはインパクトもあり、大きな宣伝効果が期待できると言われています。
バス広告が利用される理由
なぜバスと広告はここまで相性が良いのでしょうか? その理由のひとつが公共性の高さです。路線バスの場合、不特定多数のお客さんが毎日利用しています。これは広告として大きな強みでしょう。さらに何度も同じルートを通ることによる“刷り込み効果”も期待できます。
加えて、バス広告は比較的広告料が手頃に設定されています。あくまでも現在はですが、料金が急激に値上がりしたといったこともおありません。こうしたメリットが評価され、今も多くの企業に活用されています。
他の乗り物と比較!?どうしてバスは広告に合っている?
広告と相性が良く、多くの企業に使われているバスラッピング。しかし、広告媒体に用いられる乗り物はバスに限られません。それでもバス広告が人気なのはなぜかを氏知るべく、今度は他の乗り物と比較を行ってみました。
タクシーVSラッピングバス
海外ではラッピングタクシーと呼ばれる、タクシーを広告媒体にしたビジネスがあります。しかし、日本で人気なのはやはりバス広告です。その理由は、なんと言っても面積の大きさでしょう。印刷面が広ければ広いほど、ダイナミックな広告が打てるというもの。また、多少道が混んでいたとしても、バス自体に高さがあるので周りの目を惹きつけられます。その他、路線バスの場合にはタクシーと違い同じルート・時間で運行していますから、前項でも述べた刷り込み効果やザイオンス効果を狙うのにぴったりです。
電車・飛行機VSラッピングバス
電車や飛行機は、言うまでもなくバスよりもビッグサイズ。そのため、広告面積で言えばバスは敵いません。しかし、効果という意味ではどうでしょうか?
たとえば飛行機の場合。はるか上空を飛んでいる瞬間は、豆粒以下の大きさとなってしまうので宣伝効果は期待できません。ひとつの空港に滞在している時間もそこまで長いとは言えないでしょう。
では電車はどうでしょうか? 確かに地上を走っている公共交通機関という意味ではバスと一緒です。しかし問題はスピード。運行中は鈍行であってもある程度の速さで走っているため、外観を見たところで何が書かれているのか読み取れない可能性もあるます。一方、バスは比較的ゆっくりと走る車なので、周囲の人の目に留まりやすいという気持ちを見せられました。
まとめ
バスは非常に優れた広告媒体です。上手に活用すれば、企業のイメージアップや商品のPRに大きな成果をもたらしてくれるでしょう。カーラッピングはもちろん、宣伝媒体としてさまざまな活用法があるバス広告。「自社で使ってみたい!」とお考えのお客さまは、ぜひ当社までご相談ください。