02.08
ブランディングの基本!コーポレートカラーにこだわるならカーラッピング
印象的なコーポレートカラーはブランディングの第一歩。営業車や配送車などに広告デザインを施す際も、これは例外ではありません。今回は、コーポレートカラーの重要性をお伝えすると共に、ラッピングカーだからこそ実現できる細かな色調整について解説します。
コーポレートカラーの重要性
例えば「コカ・コーラ社の色は?」という質問をしたとしましょう。おそらくほとんどの方は「赤」と答えるはずです。さらに言えば、回答者が頭に思い浮かべているのは朱色やオレンジよりの赤ではなく、「コークレッド」と呼ばれる鮮やかな“赤”でしょう。
これは、コカ・コーラ社が同じ色味の赤を「コーポレートカラー」とし、どのような場所でも一貫して使い続けてきた成果と言えます。もしも時代と共にコロコロと色味を変えていたら、ここまで顧客に「赤=コカ・コーラ」というイメージは定着しなかったでしょう。つまり、コーポレートカラーとは常に一定の色味で使われ続けるからこそ意味があるのです。
印刷業界では当たり前の「特色指定」
印刷業界では、「特色指定」と呼ばれるカラーマネジメントが行われています。これは、コーポレートカラーなど、シビアな色校が求められるシチュエーションで行われる手法のこと。印刷物の材質にかかわらず、常に同じ色味が再現されるよう調整がなされます。手間とコストがかかるものの、こうした“こだわり”を貫かなくてはならない理由は、それだけコーポレートカラーが重要であることを示していると言えるでしょう。
コーポレートカラーの再現にはカーラッピングがおすすめ
車両塗装の場合、よほどの技術がない限り、印刷所が行っているような色調整はできません。また、塗装業者や施工者が変わると、より再現が難しくなるでしょう。そのため、常に一定の色味を保つというのは非常にハードルの高い作業になります。コーポレートカラーの統一を行うのはかなり大変だと言えるでしょう。
一方、カーラッピングであれば印刷機による細かな色調整が可能です。さらにコンピューター制御によって一定の品質が保たれるため、営業車追加などの際もムラが出る心配もなし。費用削減・期間短縮といったメリットも含めると、非常におすすめと言えるでしょう。
依頼は車両ラッピング専門業者がおすすめ
コーポレートカラーの統一に役立つカーラッピングですが、注意しなくてはならない点もあります。それは“業者選び”です。
最近では、印刷業者が看板用フィルムなどを流用し、カーラッピング事業に参入してきています。料金の低さからこうした業者を利用するお客さまがいらっしゃいますが、フィルムの質は耐候性や施工性に違いがあり、仕上がりにも差が出ます。何よりも、カーラッピングのメリットである“剥がした跡のキレイさ”が大きく異なるため、推奨できません。
餅は餅屋という言葉が示すとおり、車両ラッピングを行うのであれば専門の製作・施工会社に頼むのが一番です。フィルムの質と高い技術力によって、満足のいくカーラッピングが実現できます。
まとめ
しっかりと再現されたコーポレートカラーが施されたラッピングカーは、全国どこでも同じブランディング効果を発揮してくれます。複数の支社や営業車を持つ企業さまにこし、おすすめの手法です。施行のご依頼は、ぜひラッピング専門業者である当社までご相談ください。