04.22
ラッピングとカッティングの似ているようで違うアレコレ
車用フイルムと看板用フイルムの違いについて
車両に貼り付けるフィルムにはいくつかの種類があります。そのなかでも、ラッピングフィルムは利用率が高く、多くの場所で使われています。一方、カッティングシート(マーキングフィルム)を用いた車両装飾を見かけたこともあるのではないでしょうか?
今回は、ラッピングフィルムとカッティングシートにどのような違いがあるのか、車両に貼り付けるうえでは、どちらが優れているのかについて考えていきましょう。
カッティングシートの特徴とは?
カッティングシートは、簡単に言うと台紙に貼られたシールのことです。車両への貼付だけでなく、カンバンや窓などへの貼り付けでも用いられます。また最近では自宅をオシャレに着飾るDIYアイテムとしても人気です。そのため、安価なものは文房具店でも取り扱われるほど普及しています。
車両で用いる場合には、耐候性の高いビニル素材が用いられる傾向にあります。粘着力も強く、非常に長持ちなのが特徴です。
車両に貼るときに覚えておきたい注意点
前項のとおり、カッティングシートは粘着力が強いため、再剥離には適していません。無理に剥がそうとすると、糊が残ってしまうことも。窓ガラスなどであればスクレーバーなどを用いてきれいに補修もできますが、車両の場合は注意が必要です。下にある塗装が一緒に剥がれてしまう可能性もあり、大切なボディに傷がつくことも。
また、ラッピングフィルムと比べた場合、伸縮性のなさが施工性を低下させます。そのため、立体感のあるボディだと思ったとおりに貼り付けられないことも。あくまで長期利用が前提で、かつ平面に貼り付ける施工に適した素材と言えるでしょう。
車両広告ならカーラッピングがおすすめ
カッティングシートであっても、技術があれば美しい仕上がりは可能です。しかし、短期間で終了するキャンペーンの場合には、ラッピングフィルムのほうが適していると言えるでしょう。また、リース車の場合は原状回復の必要があるため、糊残りや傷がある状態での返却ができません。この点においても、カーラッピングはすぐれています。
まとめ
カッティングシートは入手しやすいこともあり、DIYで車両貼付をチャレンジしたくなる方もいらっしゃるでしょう。しかし、後々のことを考えれば、ラッピングフィルムのほうがトラブルも少なく便利なのです。また、広告に用いるのであれば、プロの手を借りるのが費用対効果も高くなるでしょう。ラッピングカー活用をご検討中の方は、ぜひ当社までご相談ください。