2018
04.10

フィルムラッピングの種類〜カーラッピングとビルラッピング〜

コラム

フィルムラッピングには大きく分けてカーラッピング(車両ラッピング)とビルラッピングの2種類があります。今回は、それぞれの特徴についてご紹介するとともに、カーラッピングがいかに優れた広告手法であるかについても解説します。

カーラッピングとビルラッピング

カーラッピングとビルラッピング

ビルラッピングとは

ビルラッピングとはその名前が示すとおり、建物に対して行われるラッピング施行の一種です。ビルをまるごと包むといった、塗装では実現ができない施行も可能なのが特徴。なお、ビルだけではなく建物壁面などに施されることも少なくありません。

広告物としての自由度は低め

ビルラッピングは特定の位置に長期間にわたって掲載されるものです。言う埋まれば「特大の看板」と言ったところでしょうか。内容如何では、道行く人の視線を独占できてしまいます。

一方で、看板と同じ特性を持つということは、街の景観を維持するための屋外広告物条例といった法律の規制対象になるということです。条件は各自治体によって異なりますが、デザインの自由度は非常に狭められると言えるでしょう。

ラッピングカーとの比較

次に、ビルラッピングとラッピングカーを比べてみましょう。

動く広告等である

ビルラッピングとの最大の違い――それはラッピングカーが“動く広告塔”であることです。「何を当たり前な……」と思われるかもしれませんが、動けるということは非常に広い範囲で広告が展開できるということ。加えて、グラフィックスが施された車が走行しているという物珍しさにより、アイキャッチャーとしての効果も高くなります。

低コストで実現可能

自社ビルに掲載する広告は、掲載料が無料です。これはそのまま、ラッピングカーにも当てはまります。ほとんどの企業は自社ビルを所有していることはないでしょう。そのため、広告を打つには掲載料がかかります。一方、自社の営業車などに適用できるカーラッピングであれば、効果的な広告を低コストで実現できるのです。

制限が少なく自由度が高い

ラッピングカーが広告的な要素を備えている以上、法的な制限を免れることはできません。しかし、ビルラッピングに比べればその自由度は非常に高いものとなっています。ポイントさえ抑えておけば、自社の考える戦略にマッチしたデザインに仕上げることも十分に可能です。

まとめ

日本においてフィルムラッピングを活用するのであれば、現状はカーラッピングのほうがハードルは低く、メリットも多いと言えます。ビルラッピングでも効果を出すことは可能ですが、コストや柔軟性等を考えると、まずはカーラッピングからはじめるのがおすめです。

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