01.05
車両ラッピングのお問い合わせから施工までの流れ
1 目的と期間を決める
2 対象車両を決める
3 全体予算を仮説査定する
4 実施計画を作り、計画を決定する
5 車両デザインの制作
6 保有車両に基本デザインを展開する
7 全体ラッピングカーの費用の確定
8 車両レイアウトデザインの承認
9 ラッピングカーのフィルム制作
10 ラッピングカー施工開始
1 目的と期間を決める
まずはラッピングの目的を決めましょう。
目的が決まったら、ラッピング期間を設定しましょう。
ラッピング期間は、短期的・中期的・ 恒久的長期表示 の3つに分けることが出来ます。
・セールスプロモーションとして商品サービスを告知したいのか・・・短期的
・商品サービスイメージを伝えたいのか?・・・・・・・・・・・・・中期的
・企業名称等を告知したいのか?・・・・・・・・・・・・・・・・・恒久的長期表示
2 対象車両を決める
自社の車両を利用するのためラッピングカーの費用以外に発生しません。
使用用途や費用に合わせて車両を決めましょう。
対象車両の例として下記があります。
・自社保有の営業車両 配送車両を使用する
・携配送業者の配送トラックを使用する
・路線バス等の交通広告車両を使用する
・イベントトラック、大型観光バス(ラッピングバス)を使用してイベントプロモーションをする
・その他、利用できる輸送車両を使用する
3 全体予算を仮説査定する
1、2、をそれぞれ決定して全体のラッピングカー(車両ラッピング)の予算を算出する。
車の大きさや期間・デザインなどによって予算金額は変わります。
お気軽にワイエムジーワンまでご連絡ください。(TEL 03-3635-1266 )⇒お問い合わせフォームはこちらから。
4 実施計画を作り、計画を決定する
ラッピングカーの全体予算を算出する事でどの時点で、どのような展開が予算的にできるのか?
具体的には下記のように算出しています。
例1)商品・サービスキャンペーン告知 ラッピングカー(車両ラッピング)の価格、費用の目安
A企業 | 営業車両台数全国で100台 配置営業所15箇所 1営業所平均車両台数5台 東京本社15台 大阪支社10台 |
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目的 | 新商品の販売キャンキャンペーンを発売日1ヶ月前から営業社員が各得意先を訪問してPRする。 |
車両ラッピングの効果 | ・ 営業社員のモチベーションの向上 ・ 得意先への商品への話題提供 ・ 営業走行中の広告告知効果 ・ その他広告との相乗効果 |
上記の条件での予算つくり | |
案1 | 全車両100台をフルラッピングしてラッピングカーでPRキャンペーン 1台ラッピングカーの費用:5万~20万 500万~2000万 |
案2 | 各拠点17拠点でイメージリーダーカーを保有台数の20%作成して後の車両は告知のキャンペーンステッカータイプを使用する 20台対象 1台ラッピングカーの費用:5万~20万 100万~400万 80台対象 1台ラッピングカーの費用:0.8万~2万 64万~160万 100台ラッピングカーのキャンペーン費用:164万~560万 |
ご覧頂いてわかるように案1では 総額500万~2000万円の費用ですが、案2では同じボリュームで総額164万~560万と費用は1/4に抑える事ができ、キャンペーンの成果、販売状況で対象車両を増やす事ができます。
例2)社名ロゴ変更、企業統合表示変更車両ラッピングの場合
B企業 | 営業車両台数全国で100台 配置営業所15箇所 1営業所平均車両台数5台 東京本社15台 大阪支社10台 |
---|---|
目的 | 企業統合による社名表示変更、統合のための保有車両の表示変更実施 |
車両ラッピングの効果 | ・ 営業社員の意識統一 ・ 得意先への新表示の告知 ・ 営業走行中の告知効果 |
上記の条件での予算つくり | |
案1 | 全車両100台をフルラッピングしてラッピングカーでPRキャンペーン 1台ラッピングカーの費用:5万~8万 500万~800万 |
案2 | 100台の車両耐久年数5年(リース満了5年)を想定して3年以内に購入した60台を正規表示に車両ラッピング、残40台は簡易表示変更して次回、新車購入時に正規表示をする。 60台対象 1台ラッピングカーの費用:5万~8万 300万~480万 40台対象 1台ラッピングカーの費用:0.8万~1.2万 32万~48万 100台ラッピングカーキャンペーンの費用:164万~560万 |
ご覧頂いてわかるように案1では 総額500万~800万円の費用ですが、案2では同じボリュームで総額332万~528万と費用は30%削減に抑える事ができ、新車購入時の変更により、2年後には100台すべての新表示が可能になります。
5 車両デザインの制作
ラッピングカーの車両デザイン製作は企業広報活動を多くの人に告知するために下記の方法がある ①基本デサインを広告代理店に依頼する ②基本デザインを社内公募する ③基本デザインを一般公募する キャンペーン告知のラッピングカー(車両ラッピング)では他の広告の関係で①を選択するケースが多く、ロゴマーク等の社名表示の場合は①②が主流になる。キャンペーン告知、企業PRをかねたイベントとして展開する場合は③で募集し決定は各企業で選定事が多い。
6 保有車両に基本デザインを展開する
企業が保有している車両ラッピング対象車は多くの種類があり、同じタイプの車両でも詳細が違うケースがほとんどです。保有車両に基本デザインを忠実に示し、全体の管理や、車両管理台帳を作成する事は車両を有効利用するラッピングカー(車両ラッピング)では最も重要な作業となります。
現有車両の調査 ・ 各車両へのデザイン展開 ・ 使用フィルムラッピングの設計 上記の項目が検討、完成することで車両ラッピング管理マニュアルを作成します。
7 全体ラッピングカーの費用の確定
4の実施計画 6の管理マニュアルが完成することで費用は確定します。
8 車両レイアウトデザインの承認
基本デザインによって作成された車両レイアウトデザインをお客様と確認し承認いただきます。
◆デザイン制作後のチェック項目
- A 法的チェック
- B 類似チェック(他社に類似したデザインはないか)
- C 視別性チェック(形態や色など他社と比較してはっきり見分けられるか)
- D 指示推測性チェック(デザインがその企業を表現しているか、又正しくその企業の業種や製品を連想させているか)
- E 記憶性チェック(覚えやすく、印象に残りやすいか)
9 ラッピングカーのフィルム制作
いよいよフィルムの印刷をします。制作スタジオでは、専用の機材を使用し、丁寧に印刷をしていきます。
ラッピングフィルム印刷の流れについて詳しくはこちらをご覧ください→YMG1の製品ができるまで
10 ラッピングカー施工開始
YMG1の世界一にもなった施工技術で、ラッピングをしていきます。
施工技術について詳しくはこちらをご覧ください→「LAPPS/YMG1の施工技術」とは
11 最後に
1~10のような流れで、ワイエムジーワンではラッピングのトータルプロデュースをしています。
車の台数・サイズ・広告の期間などによって、費用は変わってきます。
ワイエムジーワンでは、ひとりひとりのお客様に合わせたご提案を致しますので、
お気軽に当社までご連絡ください。